毎回録画にて鑑賞中
忙しいと常套句の愚痴を言っていても疲れはとれないので、楽しいテレビの話題。
- 「臨場」
しかしテレ朝はなぜ、冴えないタイトルをつけたがるのだろうか？確かに横山秀夫の原作が「臨場」だけれど、ドラマとしてはかなり地味なタイトルである。しかし中身はおもしろい。原作を既読のせいで毎回犯人はわかっているのだけど、その上で観てもおもしろい。ひとえに内野聖陽のキャラのせいだと思うけれど、この人はもう、こういう破天荒キャラに落ち着いてしまったような気もしてくる。合っているのだけどね。一ノ瀬役の渡辺大は少しイメージと違ったのだけど、小説の映像化にそういうことはつきものなので、気にしないことにした。以前、西村和彦で鑑識もののドラマをやっていたときと比べると、視点が違うせいもあってか、ずいぶん雰囲気が違って悪くないと思う。
- 「BOSS」
おのおのがいいキャラをしている感じ。やたらと女好きな竹野内豊もけっこういい感じ（竹野内豊は以前から好きである）。警察ってそんなに楽じゃないでしょという気もするけれど、フジテレビらしく安心して楽しく観られるのでよい。温水さんとケンドーコバヤシのかけあいが毎回楽しい。個人的には玉山鉄二はヒゲなしのほうが好き。
- 「天地人」
始まる前はあまり期待していなかっただけに、意外におもしろいのでびっくり。視聴率もなかなかいいという話である。妻夫木くんはこのドラマで一生分くらい泣くのではないかと思うくらいよく泣いていて、「篤姫」以上に泣ける場面の多い大河ドラマ。パパイヤ鈴木のかつらとか、徳川家康がへんなものをかぶってるとか、ツッコミたい所もあるのだけど、全体としてはかなり好印象。しかし、大河ドラマに出てくる俳優の年齢と自分の年齢とを比較すると、なんというか複雑な心境になる。
来週の土曜日には、嵐の二宮和也が障害者の役を自然に演じて大好評だったという番組が秋田でも放送されるので、今から楽しみにしているところである。
