amiteeのほげほげ日記

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子どもが生まれました(そして2ヶ月経ちました)

生後1週間


4月30日に、長男を出産したよ。昨年の秋から妊娠していたんだよ。

超高齢出産だから産まれるまでずっと心配だったけど、妊娠期間は思いのほか順調に過ぎていったし、分娩もかなりの安産だったよ。

ちなみに、産後の体力回復を考えて、(あと痛いのがイヤなので、)無痛分娩で産んだよ。これは控えめに言って最高だったよ。無痛じゃないお産知らないけど…痛くないというか苦しくないわけではないけど…あとお金も余計にかかるけどね…

無痛分娩の流れ、費用、メリット・デメリット(リスク)について|ベビーカレンダー

 

それにしても、案ずるより産むが易しとはよく言ったものだなあ。お産だけについての感想なら、正にこれ。まあ、無痛で安産だったから、結果論かもしれないけど。あとは、ほんのちょっとの間だったけどヨガを習ってた自分がグッジョブだった。安産体操や産褥体操にはヨガで教わったポーズが多かったし、安産のための呼吸法と書いているのを見るとヨガの呼吸だし。特に、猫のポーズ(猫と牛のポーズ)は産前・産後どちらの体操でも紹介されている、マルチなポーズだった。

猫のポーズ(キャットアンドカウ)の効果とやり方を分かりやすく解説!|torcia magazine(トルチャ マガジン)

生後1ヶ月

 

お産レポ。むしろ自分のための備忘録…

1日目。お世話になった産院では、「無痛の場合は計画分娩」とのことで、予定日の2週前に入院。さっそく陣痛を起こすための投薬などを開始、さらに硬膜外麻酔の管を入れるための準備も開始。先生からは翌々日の出産を目指しましょうとのこと。

2日目。朝、子宮口が前日の予想より開いていて、そのうえ破水。お産が早く進むかもしれないけど痛みは強めかも、と予想外のコメントをいただく。痛いのイヤなのに。13時半ごろから陣痛が10分間隔になる。14時ごろ、自分的にはかなり痛いので麻酔開始してくださいとお願いして休日の先生を呼び出し、15時ごろから麻酔開始(子宮口3cm)。この辺りで日勤の助産師さんが「うん、今日だね」と言う。え?今日産まれますか?と尋ねると、そうだよと言う。それでも本人は「今日と言っても深夜だろう」と思っていた。よく憶えていないけど夕方ごろから夜勤の助産師さんたちが登場していて、わたしが苦しんでいる間にメンバー交代。16時か17時ごろには助産師さん3人にぴったり囲まれていて、ベッドもいつの間にか分娩台の体勢に。この辺でやっと、もうすぐ産まれるんだと悟る。痛みの波が来るたびにいきみ逃しをしていると、赤ちゃんがどんどん降りてきてると助産師さんから大いに褒められる。

ちなみに、無痛分娩では痛みは取れるが圧迫感は取れない(圧迫感は赤ちゃんが降りてきて押される感じ、これも痛いと言えば痛い)とのこと。なので陣痛は分かるし苦しくて、痛みの波がくると耐えるために息を止めたくなる…しかしこのときに息を止めてはいけない!息を止めるとお腹の赤ちゃんに酸素がいかなくなるのだそうだ。酸素がいかないということは赤ちゃんが苦しくなるということで、赤ちゃんが外に出てくるために必死に頑張っているのに、それを妨害することになるのだそう。お産はお母さんだけが頑張るのかと思いきや、赤ちゃんのほうも頑張ってるんだなあ。しかし、この「息を止めない」というのは実際なかなかハードで、痛みの波が襲来するたびに心の中で「赤ちゃんに酸素、赤ちゃんに酸素…!」と唱えながら必死に、鼻から吸って口から吐いて、ヨガの呼吸で耐えていたら褒められたのだった。

そうこうしているうちに子宮口が全開になったらしく「陣痛が来たらいきんでください」と指示が。いきむのも上手い!素晴らしい!と褒められ(おだてられ?)ながら4回か5回いきんだら、スムーズに娩出。18時49分、思ってたより遥かにあっさり出産。初産だし、痛みに耐えて悶えながら十数時間…というのを想像していたけど、ぜんぜん違った。汗もかいてないし。

そして産まれたので、分娩台から夫にテレビ電話で報告。残念ながら立ち会いどころか入院期間中の面会も不可であった。夫も翌日まで産まれないと思っていて、驚いて素っ頓狂な声を出したのが部屋に響いてちょっと笑う。報告を終えて少ししたら、スキップした夕食のことを思い出し、食べられるかと尋ねたら明らかに驚かれる。本人としては、麻酔が切れたらあちこち痛くなるだろうし、体力を失いたくないから食べられるうちに食べたいという気持ち。ちなみにわたしは、熱が出ようがお腹が痛くなろうが空腹を感じるタイプ。そして夕食を持ってきてもらい、とにかく食べられるだけ食べる。

おつかれさまでした。

 

退院してからは、里帰りなしで義実家=いま住んでいる家に戻って、ズボラ育児を展開中。夫とわたしの面倒は義母に見てもらい、2ヶ月近い間、赤ちゃんのことだけやればOKという環境にしてもらってありがたい限り。しかし女性は赤ちゃんの泣き声が聞こえたらすぐ目が覚めるようにプログラムされていると聞いたことがあったけど、あれ嘘だね。わたしなかなか起きないもんね。

子どもは今のところあまり手がかからず、2ヶ月の声を聞いたら、いきなり夜5,6時間ぐらいまとめて寝るようになってびっくり。ぜひともこのまま、夜寝て昼起きる生活を続けていただきたい。どこかで強烈に手がかかるのかも知れないけれど。ともかく二度とない赤ちゃん期間だから、ずっと忘れないように、よく憶えておきたいなあと思うよ。

生後2ヶ月 顔が男子っぽくなってきた