暑い・帰社命令出ない・「たかおやまぐち」

わたしの会社は、気温が35度を超えると、外回り全員に帰社命令が出る。命令が出たら、至急アポやクレーム対応などの場合を除き、社に戻らねばならない。朝の天気予報で最高気温が36度だった金曜日、午後から多摩に営業しに行く予定だったわたしは、帰社命令が出そうな気がして、午前中のうちにせっせとアポを取った。朝から暑く、体感的に、これは帰社命令が出るだろうと思いながら、昼頃にさっさと京王線に乗った。
明大前で乗り換えの電車を待ち時刻表を見たら、各停を除いた次の電車は「高尾山口」行きだった。何の気なしに、「たかおやまぐち」と読んだ。タカオ・ヤマグチ。誰か二人の名字みたい。変な駅名、と思った。
そうこうしているうちに電車がくるというアナウンスが始まった。む、「たかおさんぐち」か！そうか高尾山の入り口ってことか…
やられた。
そして多摩で営業。とにかく暑い。営業先の人に、多摩のほうが暑いよと言われて愕然。なんか涼しそうな気がして頑張って多摩に来たのに。
しかも、結局帰社命令は出なかった。首都圏営業本部のお偉いさんたちがみんなで会議をしていたせいだ。歩き回らないと営業できないエリアの外回りさんはつらかっただろう。条件を満たしたら自動的に出ればいいのに、帰社命令。