会社ケータイを持ち歩く（休みだけど）

会社は昨日から夏季休暇。おとといの夜（水曜なのでノー残デー）は新しく支店に来た人たちの歓迎会をして、二次会でカラオケに連れていかれ、もちろんオール。朝方にふらふらと帰宅し、昼までぐっすり寝てから帰省。
で、問題なのは、この休みの間、会社から貸与されている業務用の携帯電話を持ち歩かねばならないこと。
ふだんの営業中、会社に電話があってそれがわたし宛の場合、入電時間や用件などが書かれたメールが、携帯電話に入るようになっている。夏季休暇の間、よほどの緊急かつ大事なことでない限り、会社に電話があってもその連絡は来ないらしい。けれど、緊急連絡は携帯電話に来るのだから必ず持ち歩くように、と上司から注意があった。しかも、外回り営業にも二種類あって、わたしの属する営業職の場合、取引相手の名刺や、その他もろもろの、通常持ち出し禁止の書類も、持っていなくてはならない。個人情報を持ち出すことよりも、持ち出さなければいけないことのほうにげんなり。確かに、会社が休みだからでは済まされないことが起こったら、対応しなければいけないのは当然だとわかる。それでも、やはりあまりいい気持ちではない。休みに入る前の日も準備に忙しかったし、休むってほんと、大変だ。

ちょっと違う話になるのだけれど、水曜の夜にオールしたとき、昇進して別の支店の支店長になった先輩が来た。その支店にも同期がいて、彼もわたしと同じ営業職なのだけれど、彼も（わたし同様に）今月まだ受注がないらしい。で、その支店長によると、彼への指示は、オフィシャルの訪問目標件数の2.5倍訪問しろ、というものだったそうだ。しかも、わたしのいるエリアよりもずっと回りづらい。それでも彼は毎日きちんと回ってくるという。だからお前にだって出来ないはずがないんだ、と言われた。その通りだと思った。
2.5倍も回ったらかなりきつい。体力は消耗するし、訪問の頻度が上がって相手にもますますうるさがられる。それでも、その支店長はそうやって受注を獲ってきた経験がある。だからそういう指示を出すし、首都圏で最年少の支店長にもなった。頑張るってそういうことなんだと、思ってしまう。

休みが明けたら、わたしも件数2.5倍らしい。まあ、8月は残り10営業日だしね。頑張れるでしょう。