やっぱり帰れない

あさ起きると、昨日よりひどい雪。午後の新幹線の予定だったけれどどうみても運休なので、とりあえず朝食を摂ってすぐに出発する。
雪を漕いで路線バスの停留所に辿り着くが、車で通りかかった人にバスも運休だと教えてもらい、歩いて駅まで行く。タクシーは全く通らない。通常歩いて30分のところが、しっかり1時間かかる。靴底がつるつるなので滑ってかなわない。一度も転ばなかったのは、昔とった杵柄ということにしておきたい。
駅へ着くと、仙台行きの高速バスも夕方の便しか空いていないという。それでは泊まらなくてはならないので、とりあえず先に新幹線の切符を払い戻してもらおうと精算の列に並ぶ。改札の辺りは報道の人がたくさん来ている。すでに疲れ、ぼーっとしていると、わたしの前の人とわたしの後ろの人が知り合いらしく、なにやら話し始める。聞くともなく聞いていると、どうやら彼らはJRを諦めて飛行機で帰るらしい。うむ、飛行機か。…飛行機？！
飛行機という選択肢は全く頭になかった。やはり「どうしても帰らねば」という切迫感がないのがいけないのだろう。前後の人の話を聞いていると、どうやら飛行機は飛んでいるらしい。むしろリムジンバスが遅れていて、そのせいで飛行機の出発が遅れているのだとか。ほほー。
というわけで払い戻しを終えてからびゅうプラザの列に並んだが、すでに今日の便は満席。明日の午後の便を予約。特割になるので、JRから払い戻してもらった金額より安い。リムジンバスの料金を入れてもまだ安い。ひょえー。

というわけで、再び実家に戻ってきた。明日東京に帰りまーす。フウ。