スピ・ライブ2本と仙台でのお誕生会など

すでに十日ばかり前のことだけれど、以前ここで書いていたように、スピッツのライブに行ってきた。20日の秋田公演にはぐっちさんと、そして22日の仙台公演には、きいち＆サプライズメンバー・ともえちゃんと、という組み合わせ。
それで久しぶりに聴く生・マサムネさんの声は相変わらずきれいに伸びているし、テツヤさんも田村さんも楽しそう。崎ちゃんもいつもどおり、クールとパワフルの同居した感じがすてき。2回ともほとんど同じセットリストだったけれど、アンコールの2曲のうち1曲が違う曲だった。
好きなアーティストのアルバムが出たり、音楽活動で同じ曲をある程度の期間聴いていたりすると、その時期の自分の状態とそれらの曲がだんだん融合してきて、なんかこの曲とこの曲は今の自分のテーマ曲だな、と思ったりすることがある。まあたいていは勝手に自分の心象風景に曲を当てはめているだけとも言えるけれど、こういうのが案外貴重で、しばらく後になってからその曲を聴くと、当時のことをあれこれと思い出して同じような気分になれる。なりたいかどうかは別だけれど。それでも、悲しかったりやるせなかったりする気分も、後から思い返すぶんにはそう悪いものではない。そういう意味で、わたしの2007年を集約するのに、このスピッツのアルバムとライブが、とても大きな役割を果たしたように思う。

それで仙台では、スピッツのライブの前に、やすかわくんの新しい家に遊びに行ってきた。この夏に生まれた赤ちゃんを抱っこさせてもらったり（そして抱き方が下手でちょっと嫌がられたり）、ともえちゃんと赤ちゃんも一緒にお茶をしておしゃべりしたりもした。そうしたらやすかわくんの器の大きさと行動力が炸裂して、急遽ともえちゃんもわたしたちと一緒にライブに行けることになったわけ。しかもともえちゃんは、その後に予定されていた、サークルの後輩さんたちとのお誕生会（わたしの）にも来てくれるという。ともえちゃんも久々に夜のお出かけだと言っていたし、わたしにとっても嬉しいサプライズだった。
そのお誕生会では、まさかのプレゼントまでもらってしまったうえに、すてきな雰囲気とお料理の出てくるお店で楽しむことができた。関係各位のみなさまはどうもありがとうございました。実は20日のライブの後にぐっちさんからもバースデープレゼントをもらったので、今年は「ライブに行く→プレゼントをもらう」という流れになってしまったのであった。どうもどうも、みなさんどうもありがとう。相変わらず独演会ばりに語ってしまったけれど、とても楽しかったですよ。

二十代の後半の後半に入った27歳の一年、どうやら運勢もようやく上向きになってくるようだし、これまでよりもたくさんの力を、いろんなことに注げるといいと思う。