「スキージャンプ・ペア」

渋谷・ライズXでの上映。紹介記事はこちら→超映画批評『スキージャンプ・ペア』85点（100点満点中）
ずいぶん前に映画館の予告編で観てからずっと行きたいと思っていた。映画館で笑ってしまうだろう映画なのに一人で行くのはとても憚られ、恐る恐る友だちを誘ってみたら、意外なことにDVD2枚も観賞済みだったらしく快諾してくれた。というわけでふたりで大笑い。パン屋の息子の謎と甥っ子の謎が解けたので大満足。
これまでのDVDのようにジャンプの場面ばかりだったわけではなく、あまりにもあほらしい「ランデブー理論」を軸に進むこの映画は、全部で3部構成。そのドキュメント調（ニセドキュメントなんだけどね）の語り口や繋ぎ方も非常にあほらしく、アントニオ猪木も含めて皆が真面目にあほらしく演技しているのはとてもおもしろかった。3部の最後はしっかりジャンプで、ここは全編CG。DVDを観ていない人にもおもしろいとは思うけれど、笑いを分かち合うには、やはり観賞済みの人同士か、逆に観賞していない人同士で行ったほうが楽しいように思う。個人的には、「原田選手」の、携帯用ゲームプレイヤーへのサインがツボ。爆笑した。
ほしは、いつもの尺度でいくとよっつだけれど、この映画はちょっと別格だと思うのでいつつ。1800円払うことをどう思うかはそれぞれだと思うけれど、わたしは後悔していない。笑いは健康の素！