amiteeのほげほげ日記

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今日はわたしも真面目に

やはりドタバタと一週間が終了。新しいモデムは到着していたが、接続する時間がなかった。実際の業務に入るのは来週からで、今週は、講義形式で話を聞くだけの研修やグループワークの研修だけだったのだけれど、振り返れば、中身は大半が、「(この業界における)仕事では、何が必要なのか」を認識・理解させるものと、「社風に慣れさせる」もの。グループ全体での従業員数が6000人ぐらいだから、できるだけ多くの人間が、会社の(というか例のワンマン会長の)方針に従って動くのがいいに決まっているし、それには新卒を一生懸命教育するのがいちばんいい、ということだろう。一種のインプリンティングだ。それでも、これを悪くないと思った自分にずいぶん安心した。ここで違和感があったらこの先到底やっていけない。

内々定を受け取ったときに、ちょっとした質問をしたのだけれど、それに対して納得のいく回答を得られなかった記憶がある。その質問自体はここでは関係なく、答えに付随して「うちには本当にいろんな人がいますから」と言われたことが今回のトピックだ。いろんな人がいる、ということは内定者懇親会や内定式のときにも感じ取ることができたけれど、一週間みんなで研修を受けて、ますます実感として受け止めている。そして同時に感じるのが、学生時代に出会った人、特にバイト先やサークルで仲良くなった人はみな、真面目な人たちだったということ。真面目さにもいろいろあるし、方向性も様々あろうが、全部ひっくるめて、基本ラインが真面目だったんだな、と思うのだ。

「ビジネスベーシック研修」の名目で、マナーだけではなく仕事をするときのものの考え方を教えてくれた外部講師が、こう話していた。「要領よくやろうとしては駄目。不器用でも真面目にやっている人は、最初は目立たないかもしれないけれど、後から必ず伸びてくる」。そして、取締役による役員講話でも、同じと受け取れる言葉が聞こえてきた。

同期にはいろんな人がいる。基本的にはみんな元気だ。「わたし、積極的すぎて学校では浮いていたんだけど、ここに来たらみんな同じ感じで安心した」と話していた人もいた。(その気持ちはとてもよくわかった。)仲良くなれそうな人、なれなさそうな人、いろいろいるが、基本ラインが真面目ではない人とは、お近づきになることができない気がする。とはいえ、会社は仲良しクラブではない。そういう人たちと、わたしの望むような関係で仕事をしていくには、どうすることが必要なのか。何が、わたしたちを繋げるのだろうか。もちろん、答えはまだずっと先だ。