amiteeのほげほげ日記

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スピッツのツアーに行った

前回のツアー「さざなみOTR」の2公演に参加してから2年半。アルバム発売を前に、未発表の新曲を含めて自由な選曲でのツアーを行なうというので、はりきって秋田公演のチケットをゲット。大型連休の狭間である7日、朝から前回のツアーTシャツを着込み、仕事を片付けてから大急ぎで会社を出たのであった。18時半開演は早いよ。

行ってみると隣の席には若い女の子とそのお母さんとおぼしき二人がいた。話が聞こえるので聞くともなく聞いていたら、女の子は18歳かそれより少し若いと推測できた。一回りも違う…と軽く目眩がしたが、スピッツ好きに年齢は関係ないと気を取り直し、むしろ幅広い年齢層に好かれてすごいじゃないか!と、なぜかわたしが一人で悦に入っていた。

で肝心のコンサートはというと、新曲もとっても良かったし、かなり昔の曲も演奏してくれて、満足感でいっぱい。高校生の頃、スピッツがツアーで来るのがなぜかいつも試験期間中で、おかげでライブで聴いたことのなかった曲もたくさん聴けたので嬉しかった。そういう曲たちは隣の女の子は知らないふうで、おっかなびっくり手拍子していたのもまたおもしろかった。

10年くらい前まではマサムネさんの声が好きだったのだけど、2000年のアルバム「隼」のあたりから崎ちゃんのドラミングがすごく好きになった。もともと自分がドラマーだからドラムを聴きがちだというのもあるけれど、崎ちゃんのほうもそれまでよりさらにいい感じになったように思う。基本にプラスして、地味ながら高等な技があちこちに入っているので、全体に厚みを増しているのだ。前にきいちゃんからもらった本「旅の途中」でも崎ちゃん自身がそのようなことを書いていたと思う。あと崎ちゃんはライブのとき、曲の終わりなんかに右手を突き上げるのが何とも言えず好きなのだ。ちょっとマニアックだけど。

そんなこんなで今回の公演も大満足。秋田県民会館は音響的にはかなりいいといつも思う。いい意味で小さいし。次のアルバム発売がますます楽しみになった。ちなみに、自分の右側が通路で人がいなかったせいで、はりきって右手を一生懸命振った結果、翌日から上腕がしばらく筋肉痛を起こしてしまった。着替えるにもひと苦労。これもスピッツへの愛ゆえである。