amiteeのほげほげ日記

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「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」

さいきん観たい映画がないなあと思っていたところに、毎週チェックしている「★前田有一の超映画批評★」で75点となかなかの高得点がついたアニメ映画を発見。絵柄がいまいち可愛くないのが少し気になったけれど、この3連休のうちに観に行こうと決めていた。先週、一緒にお買い物に行ったときにぐっちさんにその話をしたら、一緒に観に行こうということになったので、昨日ふたりで観てきたところ。
全体的なストーリーはいかにも子ども向けで、いかにもな悪役といい、何もかもがストレート。けれどあちこちに笑いどころが仕掛けられているため、大人でもじゅうぶんに楽しめて意外に泣ける、なかなかの出来だった。悪役の最後の行動は結構無理があったけれど、そこは子ども向け、まあ許される範囲だろう…というのは前田さんの受け売り。でもそうだと思った。あとは、ホートンが助ける「ダレダーレの国の人」、見た目は人であって人でない。これが完全に人の形でないところも、上手いと思った。おそらくは原作の絵本がそういった造形なのだろう。映画でこれなら、絵本はかなりのいい出来だろうと思ったら、なんとピュリツァー賞をとっていたらしい。
そんなこんなで、ほしはよっつ。余談だけれど、「ダレダーレ」というのは、恐らく原作の英語では「Whos」だったと思われる。これを「ダレダーレ」とかわいく訳してあるのもすばらしい。
この夏、他に観たい映画はリョウにいお勧めの「アフタースクール」と押井守監督の「スカイ・クロラ」。押井守はもちろんのこと、「アフタースクール」は大泉洋佐々木蔵之介、気にならないわけがない。それとちょっと気になる映画が「崖の上のポニョ」である。ポニョは自力で行けないところで上映しているので、誰か車を持っている人で行きたいという人がいないと行けないので、どうなるかな。これを見ている人で誰かいたら誘ってください、よろしく。