amiteeのほげほげ日記

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「バブルへGO!!〜タイムマシンはドラム式〜」

いつもお世話になってますの★前田有一の超映画批評★で、以前高評価だったのを見たことがあったこの映画。映画館で観ようとは思わなかったけれど、地上波で放送するというので、ちょっと楽しみにしていた。広末涼子はドラマや映画で観るとなかなかよいのである。阿部寛は言うに及ばず。
でこの映画だけれど、初めのほうはちょっと片手間に観ざるを得なかったこともあり、こちらの注意力が散漫になってしまって残念。けれどそれでも、広末涼子がタイムマシンでバブル時代に行ってからがおもしろかったと思う。使命を帯びた母親を探しに行ったはずが、バブルに浮かれて遊びまわってしまうあたりは広末のバカっぽさがなんともいえない。バカっぽいといえば、なぜ広末がタイムマシンに乗せられてしまうのかという理由が非常にバカっぽかった。バカっぽいのだけれど、タイムマシンがドラム式であることによって広末でなければ乗れない理由が生じるあたり、上手いなあという感じ。全体的に、こういう小さなところできちんと整合性がとれていて、ぶっ飛んでいるストーリーのわりに、細かいところをきちんと詰めていっているのがとてもよかった。
バブル時代の服装やメイク、みんなが好景気が続くと信じて浮かれていたあたりは、当時まだ子どもだったせいで、こんなものだったかなあという感じ。でも、ものすごいソバージュの人がいたとか、ボディコンの人がいたとか、そういうことはなんとなく憶えている。しかし不気味な化粧をしていたものだ。
ほしはいつつ。構えず気楽に楽しむのにうってつけ。何かの機会にまた借りてきて観るのも悪くないと思う。もしかしてタイムマシンの出てくる映画が好きなのかもしれないと思い始めた今日この頃。「サマータイムマシンブルース」も2回観てしまった。