amiteeのほげほげ日記

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ドラマコンプレックス「らんぼう」(日本テレビ)

火曜22時はフジテレビの「アンフェア」を楽しみにしていたのだけれど、21時台に観たい番組がなかった。それで日テレにチャンネルを合わせていたら、この番組が始まった。
出演者が坂口憲二哀川翔、原作が大沢在昌ということで、どう考えてもハードボイルド。本は読んだことがないのだけれど、タイトルに何となく見覚えがあった。この枠のドラマは観たことがないし、2時間ドラマだとどんな感じなんだろう?と思い、つまらなかったら22時までの暇つぶしと思おうと、なんとなく視聴開始。
ストーリーはそれなりに予想のつく範囲内だったし、繋がり方が微妙なところもあったけれど、やたらガラの悪い二人の刑事は悪くなかった。重要な役どころの子役もかわいくまとまっていたし。(この子役は「喰いタン」に出ている子役と同じ子。)毎週やっている2時間ドラマということで考えれば、まあまあおもしろかったほうだと思う。
ただ、ものすごーく気になったのは、坂口憲二と、お父さんを殺された子どもの出身が同じ「音無村」なのだけれど、その村の所在地をなんとなく秋田県に見せていたところ。子どもを迎えに来た親戚の車が秋田ナンバーだったし、「音無村」の、坂口憲二が育てられた交番には「北鹿角…」と書いてあった。でも、「音無村」は東京から比較的近いところにあるらしい。そんな馬鹿な。秋田県内、しかも鹿角(北のほう)まで行くには、そりゃ数時間には違いないけれども、簡単ではない。夜行バスの世界だ。秋田-新宿のフローラEX号だって、8時間なんだから。夜行バスだけど。そこまで気合の入っていない2時間ドラマだし、秋田新幹線殺人事件とかではないのだから、秋田でロケしてほしいとは言わないけれど、別に秋田にしなくてもよかったんじゃないかと。「村」ということで田舎なイメージにしたかったのだろうけれど、どっこい平成の大合併を甘く見ているんじゃないかい、そこのキミ。
と、いうことで、いろいろ毒づきながらも、「アンフェア」はしっかり録画。観るのが楽しみ…!