amiteeのほげほげ日記

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「ティム・バートンのコープスブライド」

コープスって何のことだろうと思っていたら、「死体」ってことだったんだ。
来週の水曜日に観に行こうと思っていたら、今日で上映終了なことに気づき、一生懸命映画館へ行ってきた。もはや複数回の上映は新宿の松竹でしかされておらず、仕方なく新宿まで。意地張って山手線で。地下鉄使いたくなくて。(会社から営業エリアに出るときと同じ乗り換えになって嫌なのだ。)
超映画批評『ティム・バートンのコープスブライド』90点(100点満点中)でも書かれているが、観に行った人からも、これは素晴らしいと聴いていたのでぜひ映画館で観たいと思っていた。今日観たのは小さいスクリーンだったけれど、その見ごたえは抜群。人形の動きも何もかも、まばたきさえもリアルで、登場人物をよりキュートに見せていた。個人的には骨の「長老」がお気に入り。あれがCGじゃないなんて信じられない。あとは字幕で、「dead end」つまり行き止まりが、「逝き止まり」と訳されているような、小技もよかった。
ストーリーはまっすぐだけれど、出てくるキャラクターはみな人間味あふれているし、最後はとにかく感動的。最初に出てきたチョウチョにも意味があったのだと知らされる。死体の花嫁・エミリーがとってもかわいくて、健気だ。死者の世界が舞台なのに、悪者は最後にしっかり死んでいくというオチがついているのもいい。新入りさん到着。
ほしは、満足のいつつ。素晴らしかった。TSUTAYAの会員証が失効して以来、映画館でしか映画を観ていないので高評価が続いているが、そろそろレンタルで気軽に映画を観たい、ような気もする。