サマータイムマシンブルース
少し前に舞台でもやっていた「サマータイムマシーン・ブルース」、瑛太主演の映画「サマータイムマシンブルース」のほうがよほど盛り上がっている気がするのはなぜだろう。舞台もおもしろそうで観に行きたかったのだけれど、なにしろ上演期間が短すぎた。残念。
それで先週の日曜日に会社の同期とゴハンを食べた後に、渋谷に行って映画を観てきた。自宅クーラーのリモコンを持っていくと1000円で鑑賞できるというので、バッグにリモコンを入れて出かけた。気づいたら設定温度が12度になっていて少し笑えた。
肝心の映画は、とても楽しめる作品。監督が本広克行さんで、映像はなんとなく既視感の漂う雰囲気だったけれど、それがむしろ、SFという題材とアニメな感じの展開にぴったり。とにかくひたすら昨日と今日を行ったり来たりしているだけなのに、めちゃくちゃ楽しい。ドタバタしているけれど全てつながっているし、一瞬話が理解できなくなっても、佐々木蔵之介演じる大学助手が説明してくれる。どの場面も、よくできていたと思う。しかも最後まで不明だったリモコンの謎もしっかり解決。見事に辻褄も合うし、ラストのオチもすばらしかった。
それと、この映画で使われていたタイムマシンは、2002年に観た映画「タイムマシン」(H.G.ウェルズの小説「タイムマシン」を映画化したもの)に出てくるタイムマシンに非常に近い外見と動き方をしていた。もしかして1960年に初めて映画化されたときから同じヴィジュアルなのかもしれないなあ。しかしそれにしてもあの映画はおもしろくなかった。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2002/12/20
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ほしは納得のいつつ!1000円ならもう一度観に行っちゃうよ。
あと本当にどうでもいいが、最初にタイトルを見たときから、エディ・コクランの「サマータイム・ブルース」という曲が思い出されて仕方ない。ああ、気になる。
映画の公式サイトはこちら→http://stmb.playxmovie.com/index.html