「恋愛寫眞」

先週レンタルしてきたもの。広末涼子はあまり好きではないし松田龍平もどんな感じなのかさっぱりわからなかったけれど、なんとなく借りてきた。
何はさておき映像がとても綺麗。写真が無数に出てくるのだけれど、当然のことながらこれらも非常に美しい。このあたりは、監督が堤幸彦ということで、ふむ、納得。でも、どうしてタイトルが「恋愛写真」なのか、よくわからない。松田龍平の役が、日本で成功しなかったカメラマンなのだけれど、エンディングではニューヨークで成功してしまっている。そんな馬鹿な。まあ、そこは、主人公の広末涼子を巡る話のあれこれで納得してくださいということなのだろうけど、それも、最初は恋愛の話だったはずなのに徐々におかしくなっていくし、広末を巡る謎が解けるところの小池栄子はかなりおかしいしで、なんていうか、深夜のドラマっぽいなあという感想をもってしまった。小池栄子のおかしさは、確かに「トリック」に通じるものがあるとは思うけれど、「トリック」はみんなでおかしいから大丈夫なのであって、いきなり一人でおかしくなられても困る。
あ、何だかたくさん書いてしまった。星は「えびボクサー」と同じで、ふたつ。たぶん「えびボクサー」の感想はここに書いてないと思うけど。

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