amiteeのほげほげ日記

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わんこのこと

なんやかやで一ヶ月近く日記を書かないでしまった。10月1日には勤めている会社の社長が交代して、おかげでその前後は事務量が通常の3割増しになり、もともと若干繁忙期である10月がさらに大変な始まりになってしまった。おまけにその直後に母方の祖母が亡くなり、両親は揃ってお葬式へ。その日はちょうど、新社長就任と創業数十周年のパーティが開催される日で、飼い犬の世話をするために一人残ったわたしの負担はさらに増大することになってしまった。一日じゅう独りぼっちにしておいたわんこは後から大変なのだ。それでも、帰ったらどんな惨状が待っているかと思っていたけれど、意外とお利口さんにして待っていたようで、その点ではたいへん助かった。この調子だと四十九日にはお線香を上げに行くことができそうである。
わんこの考えていることが全部わかるわけではないのは当然のことだけれど、それでも一緒に暮らしているといろいろ推測できることが多い。遊びたいとか抱っこしてほしいとかは、ほとんどの場合すぐにわかる。今回両親が留守の間、わたししか帰宅しないのをわんこはたいそう訝っていて、何度も玄関のほうへ様子を伺いに行くのでなかなか興味深かった。その都度、今日はわたししか帰らないのだと説明したけれど、どの程度わかったかは謎である。
どの程度わかったか謎といえば、別の話もある。この前、夜になってわんこの嫌いな雷が鳴り響き、仕方なくわたしのベッドで一緒に寝かせた。秋になって寒くなってきたうえに殊更寒がりのわんこは、布団の中にどうしても入りたかったようで、一生懸命に潜ってきた。しかもそれだけでは飽き足らず、真ん中に横たわるわたしのことを、邪魔だとばかりに押してくる。あんまり押してくるので背中を向けるように横を向いてみたら、わんこがなおさら真ん中に寄ってきてしまった。しかしここはわたしのベッドである。しっかり言い聞かせて、わたしも少し端の方へ動いたのだけれど、その夜は結局一晩中わんことおしくらまんじゅうをすることになった。しっかり言い聞かせたつもりなのだけど、わかっていて無視して押していたのか、言ったことがわからなかったのかは謎である。
前にわんこを飼っていたときもそうだったけれど、わんこの考えていること、言いたいことがこちらにわかったらいいのになあと思わずにいられない。