amiteeのほげほげ日記

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たらふくお寿司

毎日35度超えの瀬戸内からなおやが帰ってきて、以前から言っていたとおり、お寿司を食べに行ってきた。わたしもなおやもお寿司が好きで、何ヶ月か前に思い立ったように「夏に帰ったら寿司が食いたいので、付き合え」というメールが来ていたのであった。しかしまさかの展開が待っていて、食べに行ったのは値段表示のないお店。そういえば、二人ともまだ仙台に住んでいた学生時代、秋田のお寿司やさんというとどこを思い出すかと尋ねられたことがあった。そのときわたしが名前を出したのが、今回行ったところ。実は二人とも子ども時代に両親に連れられて行ったことのあるお店だ。べつに秋田にお寿司やさんがほとんどないとかいうわけではなく、それぞれの実家の位置が比較的近いがゆえの結果である。まさか今回そこに行くつもりだとは思っていなかったので、わりとラフな格好で出てしまったのを軽く後悔。
それで肝心のお寿司はというと、どれもこれもとても美味しかった。とろけるお味とはこのことである。お刺身盛までいただいたせいで、冷静に考えると大量の魚介類を摂取。そういう場所でのマナーがいまひとつわからないので、わからないというだけで若干恥ずかしかったのだけど、大好きなお寿司とお刺身の前では、瑣末な問題であった。にぎりをおまかせにしたのと、自分に常識がないのとで、次に何が出てくるか予想できず、わくわく。
そして満足してお店を出て、自分のぶんの代金を出そうとしたら、驚いたことにいらないと言う。シンジラレナーイ。社会人になってからこっち、会う回数が激減したせいもあってか、なおやはいつもお金いらないと言うのだけど、いつもならまあまあと言ってわたしも出す。それが今回はなんとなく、それではごちそうさまでしたということにしてしまった。そういえば、わたしが仙台を離れるとき、なおやと最後に食べたのも長町モールの鮨勘だったし、たしかそのときも奢ってくれた。そんなふうに以前から太っ腹な人だけど、社会人になって、ますます太っ腹度が増していくような気がする。
そんなわけで久しぶりに、回らないお寿司をたらふく食した夜であった。お寿司は当分食べなくてもいいかな。