小又峡に行ってきた

先週の土曜日に催された、若者会有志（3名）による、「滝好き二人と行く！マイナスイオンを浴びる旅」。滝好きは、わたしと運転手さんの二名。阿仁の熊牧場のほう、森吉山自然公園にある安の滝をめざした。
しかし、出掛けにおとんから中途半端に道を教わったのが間違いのもとで、阿仁へ行かずに森吉山（スキー場）のほうへ向かってしまった。途中の道の駅から曲がるはずの道を曲がらなかったためである。くねくねと曲がる山道を越え、ようやく着いてみれば、そこは確かに森吉山自然公園の中ではあったけれど、安の滝よりもずいぶん北。しかも森吉山自然公園を縦断することはできない。何と言っても山、それも森吉山である。仕方なくそこから行ける滝を案内板で探したところ、ダムで人造湖の「太平湖」を遊覧船で渡り、その先の小又峡で40分程度歩けば三階滝という滝があるらしいと判明。若干迷っていたら、休憩所のおじちゃんに「遊覧船、乗るの？」と言われ、その40分後、なんとなく流れで小又峡へ着いてしまった。ここまで来たらもう歩くしかない。買ってあった虫除けスプレーをしゅーしゅー言わせながら、軽装で来たことをやや後悔しつつもえっちらおっちら歩いていくと、途中ちょこちょこと小さい滝がありつつ、最後に大ボスのようになかなかすばらしい滝が出現。地形的に近くには寄れないけれど、大きい。それが三階滝だった。
マイナスイオンを浴びるには滝の近くに寄る必要があるので、今回の旅の主目的から少し外れた感じはあったけれど、滝の大きさといい久々の山歩きといい、悪くなかった。余談だけど、小又峡の40分ウォークよりも、遊覧船乗り場から車の停めてある駐車場までがものすごい登りで、これのほうが余程しんどかった。そのうち安の滝に行きたいと思うけれど、続けて森吉山に行っても仕方ない気もするので、次はちょっと南のほうの滝に行ってみたい。次があればだけど。