amiteeのほげほげ日記

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岡谷での豪雨の被害、連想

学部時代の親友が、長野県岡谷市で中学の先生をしている。岡谷でもひどく降っているということは知っていたのだけれど、金曜日の朝、ニュースの中継地は、彼の住んでいるところだった。そんなに身近なところに災害があるとは思わなかった。いつか必ず地震がくる、というのが今ひとつ実感として感じられないのと似ている。
びっくりして連絡したら、夕方になってメールがあり、とりあえず大事な荷物を車に積んで脱出したから大丈夫、とのことだった。彼の実家は長野市だし、持ち家を失うようなケースよりはいいだろう。けれど学校の先生だから、避難所に行っても、自分だって被災しているのに、さらに働かなくてはいけないのだろうし、生徒のことも気にかかるだろう。きちんと食べたり眠ったり出来ているのだろうか。
この4年、お互いが学生だったころのようには話ができなくて、わたしは病気のことを、年賀状で話したくらいだった。うまく表現することはできないけれど、学部時代と違って、自分がつらいことを彼に話すのは最終手段だ、という気持ちもあった。でもいつも、どうしているかなとか、彼女どうなったかなとか、考えてはいた。考えていても何もしなかったのなら、考えていないのと同じだと、彼に言われそうだけど。
変な話だけど、今回の災害がなければ、わたしが自分から彼に連絡を取るのは、もっと先になっただろうと思う。はたして、連絡の多少で関係性は変わるのだろうか。変わるものも、変わらないものも、あるだろう。でも、落ち着いたら今度こそ、話がしたい。