amiteeのほげほげ日記

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上司との面談

今週は調子がいい気がしていた火曜日、上司に呼ばれてしばらく話をした。直属の上司ではなく、その上、復職のときに面談した上司である。
トピックは、研修の後で大きく調子を崩したことと、それを含めたこの1ヵ月の様子を受けて、上司がわたしに対してどう考えているか、の二点。
話をして何よりも驚いたのが、上司が、「自分もあなたと同じようになったことがある」と言ったこと。営業系の出世街道を進んでいたはずの上司が、そこから外れた今のポストにいる理由がわかった気がした。でも経験者だと言うだけあって、わたしの状態や気持ちの推測はほとんどが当たっていて、またその表現は理解に満ちていた。病院の先生とは違う、わかる人としか通じない話ができた気がした。調子を崩すきっかけになった研修についても、内容がわかっていたら行かなくていいようにした、ごめんね、と謝られた。びっくりした。会社に入って初めてそんな上司をみた。嬉しかった。
それまで目をつぶっていてもできたことが、突然できなくなったと上司は言った。わたしは今、電車に乗って会社に行き、周りの人と話ができている。そう言われて気づいたが、そういえば、一時期外出ができなかったのだ。電車にも怖くて乗れなかった。できることをきちんとやればそれでいいと言われた。今は生まれて初めての冬みたいなものだと。いつ終わるかわからないけれど、かならず春は来る。そして寒くても、 炬燵でみかんを食べるくらいのことならできる。それでいいと。
春が来るきっかけなんてわからないものらしい。でも春が来たら、自分を受け入れることができていたらしい。今は待つしかない。

こういう人が上にいるんだから、もう少し頑張ってみようと思うことができた。決意でなく実感として、そう思えた。話ができて、よかった。