amiteeのほげほげ日記

はてなダイアリーから移行してみました

カーテンコール

夕方から、サークルの後輩でマイミクのまっきと会う予定だったので、昼前に家を出て銀座で映画「カーテンコール」を観てから行くことにした。もともと気になっていたものではなかったのだけれど、MovieWalkerで比較的よい評価だったのと、シネスイッチ銀座で金曜日は女性が900円なのとがわたしを銀座に向かわせた。
最近テレビで観なくなった気がする主演の伊藤歩が、この映画でもすてきだった。夏八木勲との親子関係が少しずつ、しかし確実に変わっていくのもよくわかり、映画だなあという感想。重要な位置にいる藤井隆の芸達者ぶりもよかった。あとは津田寛治。だいすき。韓国でのタクシーの運ちゃんがなかなかのご都合主義ではあったけれど、まああのくらいはいいかなという感じで合格。ふた組の親子がそれぞれ向き合う様子がきっちり描かれていたと思う。
それと、わたしは生まれて20年以上を東北で過ごして、正直なところ在日韓国人の方についてこれまで意識したことはなかったのだけれど、「在日」がストーリーの重要な部分に絡んでくるので、そこは理解が足りていないのだろうなと思った。
ほしは4つ。1800円で観ていたら物足りなかったかもしれないが、観てよかった。
ちなみに、昼間のシネスイッチ銀座にはおばちゃん・おばあちゃんとおじいちゃんがかなり多く、わたしの隣に座っていたおばちゃんは途中ぐーぐーと寝ていた。でもそのおばちゃんは、最後のほうの感動のシーンではしっかり「グスっ」とやっていた。結構だいじなシーンを見逃していると思うんだけど、きっと想像力が豊かなんだろうなあ。