amiteeのほげほげ日記

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「息子」

まあ実際には今日この映画を観たわけではないのだけれど、見ていたのにここに書いていなかったので、最近の[映画]カテゴリ大放出に伴って「息子」のこともここで書いてしまおうと思ったわけ。

この映画は、今年の2月1日付けで書いた日記(http://d.hatena.ne.jp/amitee/20050201#p1)に、ながひろさんからコメントをもらい、そこで紹介してもらったもの。永瀬正敏和久井映見の若い頃が映し出されているが、もちろん、この映画の魅力はそういうところにはない。画面の中の彼らを通して、家族としてのつながりや、自分の足でしっかりと生きていくとはどういうことなのかについて、考えることをこちらに迫るところにある。
監督は山田洋次さんで、この時点でどういうものが目の前に見えてくるのかは大体想像がつくところなのだけれど、実際に観てみるとそれは想像を超えていて、いくつもの題材がうまく絡み合って、それぞれ別個の、しかし繋がりをもったものとして光を放つ様は、とてもしみじみと、すばらしかった。

観てからしばらく時間が経っていることもあって若干淡白な感想だけれど、これも星は五つ。おすすめだ。昨日の「下妻物語」のように勢いのある映画ではなかっただけに、感想もなんとなくこんな感じに。

今月末にはDVDが出るらしい。ん?出るんだ!

息子 [DVD]

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