はじめての花火撮影
花火を撮ってみたいのだけど、誰にも教わらずにいきなり撮ってもうまくいかないように思うし、一緒に行ってくれそうなカメラ友だちがいない。
と話していたら、それを憶えていてくれたらしいカメラ王子が、「たざわ湖・龍神まつり」の花火を撮りに行ってみる?と言ってくれたので、これ幸いと連れていってもらい、ついでにバルブ撮影のことをいろいろと教わってきた。
王子にしてみれば、撮影技術の未熟なわたしは足手まとい以外の何ものでもない。だからこそ、本気の撮影ができる規模の大きな花火大会ではなく、小規模な予感のする田沢湖がちょうどいいと思ったのだろうけれど、これが驚くような小規模だった。
花火打ち上げ時間、まさかの15分。
軽快に終了を告げるアナウンスに驚愕する王子。ウォーカープラスの花火大会情報には1時間って書いてあった!と言うのでサイトを覗いてみると、確かに20時~21時(予定)と書いてある。
いろんな意味であまりにも違いすぎるので大笑い。花火も、この写真を見ると水上花火もあるのかなと思わせるけれど、こんな感じのは無くて、普通に打ち上げるものだけだった。それにしてもこの写真やたらと上手だなあ。豪勢に見える。
それで肝心の、わたしの花火の写真はというと、最初の方はピントは合ってないし(目印がないので事前にピント合わせができない)、シャッターを開け閉めするタイミングが分からないし(初めてだから当然ではある)で全然撮れなかったけれど、途中からはいろいろ分かってきて、それなりに写っているのが4,5枚できた。撮影枚数を見ると50枚も撮っていないので、初めてにしては上出来だと思う。
ちなみに、わたしはライブビュー撮影という、背面の液晶で写り具合を確認しながらの撮影をしていたのだけど、王子はそういう機能は使わずに、勘でシャッターを開閉している。理由は分かるけど書くのが面倒なので省略。
それでわたしはライブバルブモードで撮影、王子は単なるバルブ撮影で撮っていたら、だんだん、レリーズを押すタイミングが王子と同じになってきた。わたしも撮るタイミングが分かってきたんじゃない?やるじゃん自分!とうっかり思ったけど、写り具合を確認していないのに同じタイミングでシャッター開閉している王子のレベルが段違いだった…とすぐに思い直したのであった。
せっかくなので、まあまあの4枚を使って、これまた初めての比較明合成。合成するなら合成するで、露光時間をもう少し短くして、花火の線がはっきり見えるものも撮った方が良いのだなあと思った。それでも、初めてにしては満足のいく出来である。
昨日は、花火以外にもバルブ撮影で夜の景色を撮る練習ができたので、またひとつレベルアップできた気分。いろいろ教わって楽しかった。できればまた近いうちに復習したいなあと思う。
知らなかった風景を知る
カメラを手に入れてからというもの、かなりの頻度で写真を撮りに行くようになった。ほとんど毎週末と言っても良いくらいである。そしてそれとともに、同じ秋田で写真を撮っている方たちの作品を見せてもらう機会も増えた。自分も撮るし、ひとの写真も見る。すると気がついたのが、これまで自分が知らなかった故郷の風景がたくさんあったのだということ。
写真を趣味にしていない人でも、梅がとてもきれいに咲く神社とか、じつはすごくきれいに桜が咲く公園とか、長年続く地元のちいさな(でもだいじな)お祭りとか、そういうことを知っている人はたくさんいるのだと思う。でも自分にとってはどれも初めて知る風景で、だからとても新鮮で、そして魅力あふれるものだったのだ。
これまでも、他人の撮った写真は見ていた。けれど見るのとやるのは大違いとはよく言ったもので、いざ自分で撮ってみると、まったく思うようにいかない。まあ、当然の話である。それでもどうにか格好良く撮れないものかと、試行錯誤しながらミラーレスのちいさな液晶を何度も何度も覗いていたら、徐々に、自分のこころが何に動かされたのかを見つめるようになった。同時に、他人の写真を見て、その人が何にこころを動かされたのかも考えるようになった。そうしていたら、わたしの知らなかったすてきな風景が、すぐ近くにたくさんあったことに気がついたのだった。残念ながら技術がまったく追いつかず、それを伝えることができていないのだけれど。
たぶん技術はずっと、「追いつかない」と思いつづけるのだろう。だから昨日より今日、今日より明日、少しずつでも、自分のこころが今よりたくさん伝わるように、楽しみながら悩みながら、試行錯誤していきたい。一年後、今の自分が撮った写真を、赤面しながら見るようであれば良いと思う。
コンコンブルにハマる
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カメラグッズ福袋、その中身
カメラのはなし
おしごと、おしごと
ええと、とりあえず、予想通り、仕事が忙しい。あくまで自分にとっての「忙しい」だということは百も承知だけど。世の中の人はもっと働いている。
自分の仕事は、5月の連休明けから徐々に業務量が増えて、たぶん今がピーク。でも職場は相変わらず欠員が生じたままの状況。結果、必要最低限のことをこなすのに精いっぱいで、本来やらねばならないことでもさして重要度が高くないものは、どんどん溜まっている。あれをいつか片づけると思うとそれだけで萎えるけれど、まあ仕方ない。ふつう会社というものは、誰かが欠けてもなんとかなるようにできているものと思うけれど、今の状況で誰か一人でも欠けたら、間違いなく崩壊する。ここが中小企業の恐ろしさ。そして今年の正念場は間違いなく今。業務量のピークということだけでなく、様々な要因を鑑みるに、今が正念場。いつやるの?今でしょ!という感じ。笑えない。
でも、自分で言うのもなんだけど、ここまでのところ、自分を比較的良くコントロールできていると感じる。自分のためにも家族のためにも、最終的には仕事をしていくためにも、自分を抑えるための工夫をいくつか試みているのが、今のところ奏功していると言ってよいだろう。
今の職場では、ともすれば一瞬でモチベーションを失うようなことも、無いわけではない。一生懸命頑張ったところで別に良いこともないのだという、自分の中の小さな声と闘いながら、自己満足というか自分で自分に恥ずかしくないようにいようとする気持ちだけで日々を過ごしている。けれどそれでも、ごく稀にではあっても、一生懸命やっていれば良いこともあるものだなあと思えるような、そんな出来事も、最近あった。頑張っても頑張らなくても、どちらにしても見た目には良いことはないというジレンマの状況は変わらないけれど、けっきょく頑張る方を選ぶしかないということは自分がいちばんよく分かっている。
こういうことを書きたくなるということは、それなりに追い詰められているのかもしれないけれど、それでもまだ何とかやっていけるだろうから。ええと、とりあえず、明日からも、頑張る。